本を買取するルート

古本屋の商売は、古くから仕入れが一番の要であると言われており、売ることや利益は2番目なのですが、売ることばかり考えても仕入れがなければ古本屋は続きません。

ですから、在庫の補充や本の買取ができるルートを知り、確保しておきましょう。

本をどのようにして集めるかというのは、どこの古本屋でも難題でして、仕入れの電話や個人からの持ち込みがなくなったら、老舗の古本屋の店主でも焦るものです。

現状の古本屋の業界では、良い本が出てこなくなったと言われているのですが、収まるところに納まったという事だと思いますし、良質な本を探すのが難しくなっている世の中になっているのですが、それでも何処かに本は埋もれています。

そんな私なりの方法を紹介しますが、他の古本屋を歩き回って本を探していても、いい本と巡り合えることは少ないので、一般の家庭に不要な本はないかを聞いて歩きます。

そして、部屋のスペースが小さい団地やマンションは出来るだけ避けるようにし、本を大量に保管している可能性のある家で、更に年寄りばかりの旧家を狙って訪問し、本の買取をしていたのですが、スーツを着て回っていると、何処かのセールスと間違われてしまい、玄関内にも入れないことがありますので、少し小奇麗な格好ぐらいが丁度よいです。

地道な営業から古本を買取る

店に閉じこもっていても新しい本には巡り合うことは出来ませんので、一軒一軒廻って周ることが重要なのですが、そんな日々を過ごしていた時のことですが、築30年は経っていようかと思われる家のドアをたたいた時、玄関から出てき老人は、私の顔に何か付いているのかと思わせるくらい、じっと顔を眺めてきたのですが、20年前に本の貸し出しをしていたおじさんでして、70歳にもなっていたので気づくのに時間が掛かりましたが、当時の貸し本は在庫としてとってあるのかを聞いてみると、しっかりと保管してあるらしく、邪魔だからと言って全て引き取ることができました。

その中には、昭和20年と30年代の本がごろごろと出てきて、あまりにもお宝と呼ぶのにふさわしい代物だったので、私は興奮していました。

本を買取しようと思ったのですが、ここに保管しておくよりも多くの人に読んでもらいたいので、無料でいただくことができたので、この他にも街の何処かで本が眠っていると思いますが、動かずに黙っていても相手から幸福はやってきませんので、求めて行動しよう。

読書をする人が年々減っており、100人に1人いるかどうかでして、多くの人は読書と無縁の生活押しているもので、大学生でも毎月1冊の本をようやく読んでいるのが実情です。

読書する人はどのくらいいるのかを把握するには、ベストセラーの発行部数を見ていれば分かるもので、200万部だとすると60人に1人は読んでいる事になりますが、ミリオンセラーは年に1冊ぐらいで、通常は10分の1でもランキングに入ってくるので、普段から読書に親しんでいる人口は600人に1人という事になり、絶滅してしまいそうな勢いです。